詰め将棋でスピードアップ
秒読みになると、焦って、余計堂々巡りしちゃうんです。
そんな声も聞かれます。
おいらも含め、乃木坂・46伊藤かりん初段もそのようです。
そのような解決策は、やはり「1冊200~300問の詰め将棋」を繰り返し解くことに尽きるとあるプロ棋士からアドバイスをいただいたことがあります。
「1冊解くにも、1か月くらいかかるかもしれませんから、それから再チャレンジするといいでしょう。解けた問題も含めてです。」
いかがでしょうか?
では、ご一緒に脳トレをしてみましょう。
【7手詰】持ち駒:角、銀
ひと目、〔21飛〕を取られない工夫をしたいですね。
そこで、〔43角〕打ち。
タダですが、☖同歩で馬の筋が通りました。
これは
大きい利点!!
そこで☗31馬。
☖33玉と逃げますが、
自軍の〔43歩〕が邪魔しています。
これも、角捨ての効果。
☗23飛成
44玉と逃げても、☗34竜で詰みですが、駒が余る。
☖同玉に、☗34銀までの7手詰。
角捨て、竜捨てが一連の好手・妙手でした。
「三手の読み」が生かされて収束します。
この「三手の読み」は、かつて、亡き原田泰夫九段が解説でよく使っていた名言です。