必死~端玉編~
藤井聡太六段が七段に昇段しましたね。
史上初最年少記録を塗り替えています。
どこまでスピード出世するのでしょうか?
まずは、おめでとうございます。
美濃囲いから後手玉が端に逃れた局面で「必死をかける」問題です。
【問題】先手番
先手:金2、 後手:銀
これは、美濃囲いから玉が追われて見かける局面ですよね。
ご一緒に考えてみましょう。
【正解】
☗95歩
☖同歩
☗85金(下図)
仮に後手が〔94銀〕と粘っても、
☖94銀
☗95香(下図)
で、必死です。
詰みまで、丁寧に記述すると、
☖95同銀と香を取る手は、
☗94歩
☖92玉
☗82金
までの腹金です。
また、〔84歩〕と逃げ道を広くする手は
〔94金〕以下詰んでいます。
ご確認いただけたらよろしいかと思います。
ご感想をお待ちしています。
お気軽にどおぞ(^^♪
なお、ホームページ【小太刀の迷手】では、明日、藤井六段vs船江六段の棋譜をアップする予定です。
最後までお目を通してくださり有難うございました。