2歩あれば

日々選択の連続であっても、迷っていても始まらない。〔二歩〕あればと、たら・れば抜きでブログを綴っていきたい。

必死~端玉編~

お題「寄せの手筋」

藤井聡太六段が七段に昇段しましたね。

史上初最年少記録を塗り替えています。

どこまでスピード出世するのでしょうか?



まずは、おめでとうございます。

f:id:wnoseiza15:20180519123920j:plain


美濃囲いから後手玉が端に逃れた局面で「必死をかける」問題です。

【問題】先手番
先手:金2、 後手:銀
f:id:wnoseiza15:20180519122127j:plain


これは、美濃囲いから玉が追われて見かける局面ですよね。

ご一緒に考えてみましょう。


【正解】
☗95歩
☖同歩
☗85金(下図)
f:id:wnoseiza15:20180519131232j:plain

仮に後手が〔94銀〕と粘っても、
f:id:wnoseiza15:20180519131340j:plain

☖94銀
☗95香(下図)
で、必死です。
f:id:wnoseiza15:20180519131448j:plain

詰みまで、丁寧に記述すると、

☖95同銀と香を取る手は、
☗94歩
☖92玉
☗82金
までの腹金です。

また、〔84歩〕と逃げ道を広くする手は
〔94金〕以下詰んでいます。

ご確認いただけたらよろしいかと思います。


ご感想をお待ちしています。
お気軽にどおぞ(^^♪

なお、ホームページ【小太刀の迷手】では、明日、藤井六段vs船江六段の棋譜をアップする予定です。

最後までお目を通してくださり有難うございました。

★お越しくださり有難うございました。 またのお越しをお待ちしています。 ではまた、ごきげんよう(^^)v