王座戦二次予選～増田康宏六段vs 中村太地七段～

お題「#おうち時間」

きょうもお立ち寄りくださり有難うございます。

外出がままならないので自宅で【棋譜並べ」や詰将棋の毎日です。

成果が出ると良いのですが・・・・。

では、今回は王座戦二次予選から次の対局を棋譜並べとともに解析で振り返ります。

開始日時 2020-04-09 10:00:00

棋戦 第68期王座戦 王座戦二次予選

先手 増田康宏 六段

後手 中村太地 七段

場所 東京・将棋会館

持ち時間 ５時間

消費時間 99▲281△300

戦型 相掛かり

▶２５手目２５飛

相掛りの出だしになりました。

私は振り飛車党なのでほとんど指さない戦型なので足りない点はお許し願います。

２筋の歩を交換した飛車は角頭を守り２５へ引きました。

▶３０手目９５歩

飛車の利きを逸らせて、早速、角をイジメに後手は出ました。

▶６９手目９３歩打ち一歩千金の歩打ちですよね。

この狙いは？アレですよ。

この手を次で解析しましょう。

先手は角と桂・香の２枚替えの状態です。

▶７３手目６５角打ち

狙いは金・銀両取りでした。

▶Shogiguiによる解析

評価：互角

これで先手は形勢不利な状況から持ち直しました(形勢グラフ参照）。

◆両者仲良く悪手が２手づつ。

【棋譜並べ】

初手から終局までごゆっくりお楽しみください。

▲増田康宏 六段 vs. ▽中村太地 七段

 

 本局で、勝利した増田六段は２次予選を突破！！

ご本人が次のようにツイートしています。 

王座戦本戦進出できました。5時間以上の対局は苦戦が続いていたので、良かったです😊
しばらく対局がなく暇なので、質問などありましたらどうぞ！

— 増田康宏 (@massu114) 2020年4月11日

また、本戦出場決定戦を対局待ちの５組藤井七段の名前も次のトーナメント表

で挙がっています。

岡田杯女流名人リーグ～鈴木環奈女流二段vs香川愛生女流三段～ https://t.co/tmVAlgDZmv

— と金のスローライフ (@wnoseiza18) 2020年4月22日