将棋文化に触れる
ご機嫌いかがでしょうか。花粉症も始まってるようです。
お気をつけください。
さて、かつて、あちこちで見られた縁台将棋の風景。
今や、昭和も遠くなり縁台将棋も見られることが少なくなりました。
かつては、100名以上のメンバーがいた公園の将棋クラブも今は閑散としています。
将棋は、相撲同様、長い歴史と日本の文化を築いてきたと思っていますが、落語にも登場する将棋の演目がいくつかあります。
今回から、カテゴリーも新たに【名言・格言集】を加え、駒別に因んだ名言・格言を順にお届けしたいと思います。
将棋をよく知らないって言う方でも、次の川柳は耳にしたことはあるでしょう。
「王より飛車を可愛がり」
これに関連する演目の一つが次に紹介する【笠碁】ですね。
馬生 笠碁
これから、駒の並べ順に沿い、駒別にご紹介して行きますが、その前に、駒の並べ方について触れてみます。
駒の並べ方については二つの流儀があります。伊藤流と大橋流という駒の並べ方ですが、
大橋流が今は主流のようです。
参考【駒の並べ方】はこちら
kodati27.grupo.jp
先ず初めの駒は「王」です。
上位者・上手(うわて)が王を取り盤に指してから、次に下手が「玉」を並べるという慣習になっています。
このあとは、交互に上手・下手の順で駒を並べて行きます。
今回は、恐縮ですが、将棋を覚えたての方にもわかるように、冒頭での「王手飛車」の局面から触りだけご紹介することにさせていただき、王に関する幾多の名言・格言については、次回に回させていただきたいと思います。
【王手飛車取り】
ホームページ【小太刀の迷手】では、この局面に至るまでをブログでご案内しています。
また、
【玉】
については将棋講座でも、「玉は包むように寄せよ」
とも教えてくださっています。
長くなりましたが、最後までお目を通してくださり有難うございました。