岡田美術館杯女流名人リーグ～香川愛生女流三段vs鈴木環奈女流二段～
お題「#おうち時間」
きょうもお立ち寄りくださり有難うございます。
開始日時 2020-04-21 10:00
棋戦 第47期岡田美術館杯女流名人リーグ
先手 鈴木環那 女流二段
後手 香川愛生 女流三段
場所 東京・将棋会館
持ち時間 ２時間 消費時間 85▲39△89
戦型 三間飛車
先手の環奈さんはえらく時間を残していますねぇ。
さて、どんな戦いを見せてくれるでしょうか。
おいらが目に止まった局面をShogiguiによる解析とともにご案内してまいりたいと思います。
▶６０手目２４飛
おいらの目には、生意気ですがこれはどうなのかな？と感じました。
ちょっと大胆ではないかなぁ。先手は堅陣の穴熊ですから・・・。
それで、解析しました。次の図をどおぞ。
▶Shogiguiによる解析
最善手：４８歩成
先手の対応により☖５６飛、☖２４飛を推奨しています。
飛車をぶつける前にひと工夫が 必要ではないかとアドバイスしています。
なるほど合点がいきますよね。打った☖４７歩の顔を立てるという事ですね。
この辺りから、形勢グラフでは先手有利に展開しています。
▶８０手目８６角
☗３２とに☖８６角と指した局面ですが、自然な手のようにも見えますが、手番を先手が握っていたわけで、ここでもShogiguiは疑問をかけ、悪手（？）と指摘しています。
では、次の図でどおぞ。
▶Shogiguiによる解析
最善手：４２角成
この手が先手優勢と評価しています。
その後、☖同金、☗３２とを勧めています。
環奈さんにとっては唯一の悪手でした。
悪手：先手１、後手１。
疑問手：先手１、後手３。
【棋譜並べ】
初手から終局までごゆっくりお楽しみください(^^♪
初戦を白星で飾った鈴木環奈女流二段の次の対局が楽しみです。
外出がままならない日々で道場へ通うのも控えていてストレスも感じますが、棋譜並べでプロの方向性、形勢判断などを吸収して腕を磨いて行きたいですね。
